固定金利?変動金利?住宅ローン選びで迷っていませんか?
マイホームの購入を考え始めたとき、多くの方が悩むのが「住宅ローンの金利タイプ」です。
住宅ローンには、大きく分けて「固定金利」と「変動金利」があります。
「毎月の返済額はできるだけ抑えたいから、変動金利がいいのかな?」
「でも、これからまたさらに金利が上がったらどうしよう……」
「固定金利なら安心だけど、最初から返済額が高くなるのはちょっと不安」
こんなふうに、なかなか決められない方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンは、一般的に数十年という長い期間をかけて返済していくもの。
だからこそ、今の金利の低さだけでなく、将来の家計やライフプランも考えながら選ぶことが大切です。
そこで今回ご紹介したいのが、変動金利と固定金利を組み合わせる「ミックスローン」という選択肢。
実は住宅ローンは、必ずしも固定金利か変動金利のどちらか一方だけを選ぶ必要はないんです。
まずは、それぞれの金利タイプの特徴から確認していきましょう!
そもそも「変動金利」と「固定金利」はどう違うの?
住宅ローンの金利タイプには、それぞれ異なる特徴があります。
どちらが優れているというわけではなく、何を重視するかによって、向いている金利タイプは変わってきます。
変動金利って?│低い金利が魅力だけど、将来の変動に注意!
変動金利とは、市場金利の動向などに応じて、借入期間中に適用金利が見直されるタイプの住宅ローンです。
一般的には、固定金利よりも借入当初の金利が低く設定されており、毎月の返済負担を抑えやすいのが大きな特徴です。
変動金利のメリット
① 借入当初の金利が比較的低い
変動金利の最大の魅力は、固定金利と比べて低い金利で借りられることが多い点です。
同じ金額を借り入れる場合でも、金利が低ければ毎月の返済額を抑えやすくなります。
住宅購入後は、家具や家電の購入、引っ越し費用など、何かと出費が重なるもの。
毎月の住宅ローン返済をできるだけ抑えたい方にとって、魅力的な選択肢です。
② 金利が上がらなければ、返済負担を抑えられる
借入後も金利が大きく上昇しなければ、固定金利よりも総返済額を少なくできる可能性があります。
ただし、将来の金利がどう動くかを正確に予測することはできません。
変動金利のデメリット
① 将来、金利が上昇する可能性がある
変動金利で最も注意したいのは、将来の金利上昇リスクです。
借入当初は低い金利で返済できていても、その後の金利上昇によって利息の負担が増える可能性があります。
住宅ローンは長期間にわたるため、金利が上昇した場合でも返済を続けられるか、あらかじめ考えておく必要があります。
② 将来の返済総額が確定しない
変動金利は、借入時点で将来の金利が決まっていません。
そのため、住宅ローンを完済するまでに支払う利息の総額も、最初から確定させることはできません。
教育費が増える時期や、収入が変化する可能性も考えながら、余裕のある返済計画を立てることが大切です。
なお、変動金利には「5年ルール」「125%ルール」と呼ばれる仕組みが設けられている商品もあります。
(※ただし、すべての金融機関・商品に適用されるわけではありません。)
また、これらは毎月の返済額の急激な増加を抑えるための仕組みであり、金利上昇による利息負担そのものをなくすものではない点にも注意しましょう。
固定金利って?│返済計画を立てやすい安心感が魅力!
固定金利とは、一定期間または借入期間全体にわたって、適用金利が固定されるタイプの住宅ローンです。
固定金利には、大きく分けて「全期間固定金利型」と「固定金利期間選択型」があります。
全期間固定金利型は、借入時から完済まで金利が変わらないというもの。
ここでは、この全期間固定金利型「フラット35」の特徴をご紹介します。
固定金利のメリット
① 将来、金利が上がっても影響を受けない
全期間固定金利型の大きなメリットは、借入後に市場金利が上昇しても、適用金利が変わらないことです。
「これから金利が上がったらどうしよう」という不安を軽減できるため、長期的な安心感を重視する方に向いています。
② 毎月の返済額が安定し、家計管理がしやすい
全期間固定金利型で元利均等返済を選んだ場合、原則として毎月の元利金返済額が完済まで一定になります。
そのため、将来の住宅ローン返済額を把握しやすく、教育費や老後資金なども含めたライフプランを立てやすいのが魅力です。
固定金利のデメリット
① 変動金利よりも借入当初の金利が高いことが多い
全期間固定金利型は、変動金利と比較して借入当初の金利が高めに設定されていることが一般的です。
そのため、同じ借入金額・返済期間でも、当初の毎月返済額が大きくなる場合があります。
② 市場金利が下がっても、借入時の金利は変わらない
全期間固定金利型は、将来の金利上昇に備えられる一方、市場金利が下がった場合にも、契約した金利がそのまま適用されます。
金利低下のメリットを受けたい場合は、借り換えなどを検討する必要がありますが、借り換えには諸費用がかかるため、必ずしもお得になるとは限りません。
固定金利と変動金利、結局どっちがいいの?
ここまで、それぞれの特徴をご紹介しました。
簡単に整理すると、次のようになります。
|
金利タイプ |
変動金利 |
固定金利(全期間) |
|
金利(借入当初) |
低い |
高い |
|
金利変動の影響 |
受ける |
受けない |
|
毎月の返済額 |
金利の変動に伴って変わる可能性がある |
変わらない |
|
総返済額 |
金利の変動に伴って変わる可能性がある |
変わらない |
|
主なメリット |
当初の返済負担を抑えやすい |
家計管理がしやすい
将来の安心感がある |
こうして比べてみると、どちらにもそれぞれの魅力があることがわかりますね。
「変動金利の低さは魅力だけど、今以上に金利が上がるのは心配…」
「固定金利の安心感は欲しいけど、毎月の返済額もできるだけ抑えたい…」
そんな方に知っていただきたいのが、今回のテーマである「ミックスローン」です!
第3の選択肢!「ミックスローン」ってなに?
ミックスローンとは、ひとつの住宅購入に対して、異なる金利タイプの住宅ローンを組み合わせて借り入れる方法です。
例えば、住宅ローンで4,000万円を借り入れる場合を考えてみましょう。
通常であれば、4,000万円すべてを変動金利、または固定金利のどちらか一方で借り入れることになります。
一方、ミックスローンでは、次のような組み合わせができます。
・変動金利:2,000万円
・固定金利:2,000万円
――――――――――――――
・合計借入:4,000万円
こうすることで、変動金利の低金利というメリットを一部取り入れながら、固定金利によって将来の金利上昇リスクを抑えることができます。
ミックスローンは、固定金利と変動金利の「いいところ」を組み合わせることを目指した住宅ローンの借り方なんです。
ただし、両方のデメリットも一部ずつ引き受けることになるため、必ずしもすべての方に最適というわけではありません。
ミックスローンの組み合わせは自由に決められるの?
ミックスローンは、必ずしも「半分ずつ」にする必要はありません。
ただし、借入金額の配分を自由に設定できるわけではなく、金融機関によって条件が決められています。
例えば、スマイルアップ不動産でご案内できるミックスローンでは、固定金利40~50%、変動金利50~60%の範囲で割合を設定できます。
ミックスローンでは、固定金利と変動金利の割合を調整することで、返済負担と金利上昇リスクのバランスを考えられます。
詳しくは当社の住宅ローンアドバイザーにお気軽にご相談ください。
ミックスローンの4つのメリット
それでは、ミックスローンにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、代表的な4つのポイントをご紹介します。
メリット①│金利上昇のリスクを分散できる
ミックスローンの大きなメリットは、住宅ローン全額を変動金利にする場合と比べて、金利上昇による影響を抑えられることです。
例えば、4,000万円すべてを変動金利で借り入れていた場合、金利が上昇すると、借入残高全体が影響を受ける可能性があります。
一方、半分を固定金利にしていれば、金利が上昇しても、その固定金利部分は固定期間中、適用金利が変わりません。
金利上昇の影響を受けるのは、主に変動金利で借り入れた部分になります。
将来の金利上昇が心配だけれど、すべてを固定金利にすることには抵抗がある。
そんな方にとって、検討する価値のある選択肢です。
メリット② │固定金利だけで借りるより、当初の返済負担を抑えられる可能性がある
一般的に、変動金利は固定金利よりも借入当初の金利が低く設定されています。
そのため、借入金額の一部に変動金利を取り入れることで、全額を固定金利で借り入れる場合よりも、当初の毎月返済額を抑えられる可能性があります。
もちろん、実際の返済額は金利や借入条件によって異なります。
それでも、固定金利の安心感をある程度確保しながら、当初の返済負担も考慮できるのは、ミックスローンならではの魅力です。
メリット③ │自分に合った金利のバランスを考えられる
住宅ローンの選び方は、ご家庭によって異なります。
例えば、共働きで比較的収入に余裕があるご家庭と、これからお子さまの教育費が増えていくご家庭では、住宅ローンに求める条件も違ってくるでしょう。
ミックスローンなら、将来の金利上昇にどの程度備えたいか、毎月の返済負担をどの程度に抑えたいかなどを考えながら、借入金額の配分を検討できます。
「安心感も欲しいけど、返済額もできるだけ抑えたい」。そんな希望を、具体的な数字で比較しながら考えられるのがメリットです。
メリット④ 金利タイプごとの返済計画を立てられる
ミックスローンでは、変動金利部分と固定金利部分について、それぞれの条件に応じた返済計画を立てることができます。
例えば、将来的に繰上返済を考えている場合、どちらの借入部分を優先して返済するかも検討できます。
金利が上昇した場合には、変動金利部分の繰上返済を優先することで、将来の利息負担を軽減できる可能性があります。
ただし、繰上返済の手数料や条件、返済期間の設定方法は金融機関によって異なります。
また、繰上返済に資金を使いすぎると、手元の貯蓄が不足するおそれもあります。
住宅ローンだけでなく、家計全体のバランスを考えることが大切です。
ミックスローンのデメリット・注意点も知っておこう!
ここまでメリットをご紹介してきましたが、ミックスローンにも注意点があります。
住宅ローンは長く付き合っていくものだからこそ、良いところだけでなく、デメリットも理解しておきましょう。
デメリット① │金利上昇のリスクがなくなるわけではない
ミックスローンでは、変動金利部分については、引き続き金利上昇の影響を受けます。
例えば、借入金額の半分を変動金利にした場合、その部分の適用金利が上昇すれば、利息負担が増える可能性があります。
つまり、ミックスローンは金利上昇リスクを完全になくす方法ではありません。
あくまでも、全額を変動金利で借りる場合と比べて、リスクを抑えるための方法のひとつです。
デメリット② │全額を変動金利にするより、当初の返済額が高くなる場合がある
固定金利は、一般的に変動金利よりも借入当初の金利が高いです。
そのため、ミックスローンで固定金利部分を設けると、全額を変動金利で借りる場合よりも、当初の毎月返済額が高くなる可能性があります。
また、将来も変動金利が低い水準で推移した場合には、結果的に全額を変動金利で借りた方が総返済額を抑えられることもあります。
ミックスローンは、必ずしも返済額が最も安くなる方法というわけではないことを理解しておきましょう。
デメリット③ │団体信用生命保険への加入が必須
ミックスローンを検討する際に、もうひとつ知っておきたいのが「団体信用生命保険(団信)」についてです。
団信とは、住宅ローンの返済中に契約者が死亡したり、所定の高度障害状態になったりした場合などに、保険金によって住宅ローンの残債が返済される仕組みです。
万が一のときに、ご家族へ住宅ローンの返済負担を残さないための大切な保障です。
ただし、団信への加入には健康状態などに関する審査があり、持病や既往歴などによっては加入できない場合があります。
スマイルアップ不動産でご案内しているミックスローンでは、団信への加入が融資の条件となるため、団信に加入できない場合は融資を受けることができません。
一方、全期間固定金利型住宅ローンの代表例である「フラット35」では、団信への加入は任意となっています。
そのため、健康上の理由などで団信に加入できない場合でも、団信なしで住宅ローンを利用できる可能性があります。
ただし、団信に加入しない場合は、万が一の際にも住宅ローンの返済義務が残るため、ご家族の生活への影響を考えておく必要があります。
また、フラット35についても、団信への加入の有無にかかわらず、所定の融資審査があります。
住宅ローンを選ぶ際は、金利や毎月の返済額だけでなく、団信の加入条件や保障内容も確認しておきましょう。
ミックスローンはどんな人に向いている?
ミックスローンは、特に次のような方が検討しやすい住宅ローンです。
① 変動金利の低さも、固定金利の安心感も欲しい方
どちらか一方に決めるのが難しい方は、ミックスローンを比較対象に加えてみるとよいでしょう。
② 将来の金利上昇が心配な方
変動金利だけで借りることに不安がある場合、一部を固定金利にすることで金利上昇への備えを考えられます。
③ 毎月の返済額と将来の安心感のバランスを重視したい方
固定金利だけで借りる場合の返済額は少し負担に感じるけれど、変動金利だけにするのも心配。
そんな方にとって、選択肢のひとつになります。
④ 複数の返済パターンを比較して決めたい方
金利タイプや借入割合を変えながら、返済額の違いを具体的に比較したい方にも向いています。
一方、住宅ローンの契約や管理をできるだけシンプルにしたい方や、将来の返済額をできるだけ確定させたい方などは、単独の金利タイプの方が合っている場合もあります。
ミックスローンを選ぶ前に確認したい3つのポイント
ミックスローンに興味を持ったら、契約前に次のポイントを確認しておきましょう。
① 金利が上がった場合の返済額を確認する
変動金利を含む住宅ローンでは、金利上昇時のシミュレーションが重要です。
現在の金利だけでなく、仮に金利が1%、2%上昇した場合に、どの程度返済負担が増える可能性があるのかを確認しましょう。
実際の返済額の変化は、金利見直しや返済額見直しのルールによって異なります。
そのため、金融機関ごとの商品条件に沿って比較することが大切です。
② 金利だけでなく、保障内容や借入条件も比較する
住宅ローンを比較するときは、つい金利の低さに目が向きがちです。
しかし、実際には団体信用生命保険の保障内容や、事務手数料、保証料、繰上返済の条件なども重要なポイントになります。
特に団信は、金融機関や商品によって保障内容や加入条件が異なります。
万が一の際にどのような保障が受けられるのか、追加の金利負担が必要な特約があるのかなども確認しておきましょう。
③ 将来のライフプランも考える
住宅ローンは、現在の収入だけでなく、将来の生活も見据えて選ぶことが大切です。
例えば、お子さまの進学、車の買い替え、働き方の変化など、今後の生活にはさまざまな支出や変化が考えられます。
「毎月いくらまでなら無理なく返済できるか」
「将来、どのくらいの金利上昇まで対応できそうか」
「住宅ローン以外に、どのくらい貯蓄を確保しておきたいか」
こうしたことも考えながら、無理のない返済計画を立てましょう。
住宅ローン選びで迷ったら、スマイルアップ不動産にご相談ください!
ここまで、固定金利と変動金利の違い、そして第3の選択肢であるミックスローンについてご紹介してきました。
「なんとなく仕組みはわかったけど、自分にはどれが合っているんだろう?」
「金融機関によって金利や条件が違うみたいだけど、どう比較したらいいの?」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
住宅ローンは、金利タイプだけでなく、借入金額や返済期間、金融機関ごとの審査基準など、確認することがたくさんあります。
だからこそ、ひとりで悩まず、専門知識を持つスタッフに相談することをおすすめします。
住宅ローンアドバイザーが、わかりやすくご説明します!
スマイルアップ不動産では、住宅ローンアドバイザーが、お客様の住宅ローン選びをサポートしています。
固定金利と変動金利の違いはもちろん、ミックスローンの仕組みやメリット・デメリットについても、わかりやすくご説明いたします。
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住宅ローンは、金融機関によって金利や商品内容、審査基準などが異なります。
同じ方が同じ金額を申し込んでも、金融機関によって審査結果や借入条件が異なる場合があります。
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お客様が金融機関を一つひとつ探して、個別に相談する負担を軽減できるのが魅力です。
※お申し込み可能な金融機関や審査の条件は、個別の状況によって異なります。審査には各金融機関所定の基準があり、承認を保証するものではありません。
審査結果を比較しながら、じっくり相談して決められます!
スマイルアップ不動産では、最初からひとつの金融機関や金利タイプに決める必要はありません。
複数の金融機関の審査結果や提示された条件を確認しながら、金利や諸費用、保障内容などを比較していくことができます。
「こちらの金融機関は金利が魅力的だけど、保障内容はどうなんだろう?」
「固定金利と変動金利、実際の返済額はどれくらい違うの?」
「ミックスローンを利用した場合、毎月の返済額はどう変わる?」
そんな疑問も、住宅ローンアドバイザーにご相談ください。
ご希望に応じて、さまざまな返済パターンを比較しながら、お客様に合った住宅ローンを一緒に考えていきます。
なお、事前審査の結果は、そのまま本審査での融資承認や最終的な借入条件を保証するものではありません。
まとめ|固定金利か変動金利か、迷ったら「ミックスローン」も選択肢に!
住宅ローンには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
変動金利は、借入当初の返済負担を抑えやすい一方、将来の金利上昇リスクがあります。
固定金利は、一定期間または借入期間全体にわたって金利を固定できる安心感がある一方、借入当初の金利が高めになる傾向があります。
そしてミックスローンは、その2つを組み合わせることで、返済負担と金利上昇リスクのバランスを考えられる方法です。
ただし、どの借り方が最適なのかは、ご家庭の収入や将来のライフプラン、住宅ローンに対する考え方によって異なります。
大切なのは、「どの金利タイプが一番お得か」だけでなく、「自分たちが安心して返済を続けられるか」という視点で選ぶこと。
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「固定金利と変動金利、どちらにするか決められない!」
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