施工編(高品質な住まいは確かな基本構造から)
1.木造軸組工法
日本の気候風土に適した在来工法
柱、梁などの軸組みで構造体を作り、接合部には金物・筋かいなどで補強をし強度を高めます。
木材はプレカットにより品質のバラツキを防ぎ、安定した品質の住宅を供給しています。
※筋かい仕様の他に下記の仕様があります。
ダイライト下地仕様
防腐・防蟻性にすぐれ、寸法安定性・透湿性にもすぐれています。
また軽量ながら構造用合板(特類)と同じレベルの強度を誇るとともに、防火性も高いと言われています。
構造用合板下地仕様
合板とは、丸太をカツラ剥きにした薄い板を貼り合わせた面材。
構造用合板はさらに強度を高めた合板で、他の製材やボードと比べて割れにくく、強度があり、耐水性が高い等の長所もあります。
2.ベタ基礎
剛性・耐久性にすぐれた施工方法
ベタ基礎は、
コンクリートで建物の下一面を支える工法。
鉄筋コンクリートで強度を強めたベタ基礎の耐圧盤を1階の床下全面に施工し、広い耐圧盤の面で建物の荷重を地盤に伝えます。
3.鋼製床束(1階)
腐食に強い鋼製床束で床を力強く支持
建物の床を支える「床束」と呼ばれる支持材に、
サビやシロアリを寄せ付けない鋼製の床束を採用。
従来品に比べ信頼性が高く、安心の強度で床の荷重を支えます。
4.剛床工法(2階)
横揺れに強い「剛床工法」を採用
床に厚さ24mmの合板を敷く「剛床工法」を採用。
土台と梁に直接留め付け、床を一つの面として一体化させることにより、建物のねじれや変形を防ぎます。横からの圧力にも非常に強く、台風や地震にも抜群の強度を発揮。
環境、居住空間、耐震編
1.シックハウス対策
フローリングなどの建材には、有害物質の発散を抑えたJIS・JAS、または国土交通大臣認定規格で定められている最高ランクF✩✩✩✩(フォースター)を採用し、暮らす方の健康に配慮しています。
2.断熱材
床・天井・壁の隙間に断熱材を入れることで、外部との断熱性・室内の保温性を高め、快適な居住空間を保ちます。
※断熱材は仕様により異なります。
3.耐震金物
Zマーク表示金物※または同等認定品を使用し、耐震性を高めています。
耐震接合金物を使用することにより、建物にかかる応力を有効に伝達することができるため、安定した強固な構造体となります。
※Zマーク表示金物とは、(財)日本住宅・木材技術センターが開発し、昭和54年より住宅金融公庫監修「木造住宅工事共通仕様書」に記載され、事実上公認の基準金物をいいます。
住宅性能評価W取得
住宅性能評価書は厳しいチェックを通過した証
【住宅性能表示基準】
4分野6項目で最高等級を取得
6項目以外においては、建築基準法で定められた内容を担保しています。
※条件により一部最高等級が取得出来ない場合があります。